仙台育英学園 甲子園優勝
仙台育英学園 甲子園優勝
仙台在住で地元チームを応援する気持ちはあるのですが、正直なところ今年はベスト8くらいまで行ければ成功と思っていた。春の選抜大会にも出てないし、夏の宮城県予選も圧勝という感じではなかったし、ドラフト上位に指名されそうな目立つ選手もいないし…。
今年そこそこの成績を残してくれれば、2年生の選手たちが経験を積めて、来年の大会は面白そうかなと想像していた。
それが今回優勝しちゃったわけで、自分自身の野球の見る目が無いなあというのを、改めて感じた次第です。
運も実力のうち
でも、大阪桐蔭をはじめ近江や京都国際や智弁和歌山と言った近畿勢、他にも横浜や松山商などといった強豪と対戦しなかった運も大きいと思う。勝つ時は運も大事だ。
令和のチームスタイル
それから、最速140km超の投手を5人揃えたあたりが令和の優勝チームということだろうか。1人のドラフト上位級投手に任せるより、複数人で継投していくスタイル。
「プロ注目の選手がいないと優勝できない」思い込みが、自分の中にあったように思います。これは平成までの古い考えですかね。誤った常識はアップデートしないとなあ。
育成方式
須江監督の指導について、昨年の選抜大会時の記事が興味深い。
打撃なら打球速度や飛距離、走塁ならベースランニングのタイムを測定し、どの能力が足りないかを数値で明らかにするそう。これにより、選手達はレギュラーになるには何が足りないのかわかるという。
これって一般企業でも応用できないものだろうか…。
それから、選手選考にはOPSやK/BB などのセイバーメトリクス指標も使われているようだ。セイバーメトリクス信者の私としては、指導現場でも役立てられてるのだなあと感心して何度も読んだ。