酒場詩人の流儀 / 吉田類

酒場詩人の流儀 (中公新書)

酒場詩人の流儀 (中公新書)

吉田類さんの本はわりと好きで、以前からちょこっとずつ買っている。こちらは去年発売された最新刊。

そういえば、昨年夏に講演会を聞きに行ったとき、「テレビの影響で、仕事しないで呑んでいるイメージがついているけど、本業は執筆活動です」ということを何度も何度も強調していた。本を読むと、「本業ちゃんとやってるんだなー」とわかる(失礼な話ですけど...)。

もちろんお酒の話題も多いけど、むしろ旅のことや山登りのことがメイン。話題は豊富。俳句を作るには、過去の作品や自然のことや季節の知識がないといけないですしね。