第18回文化庁メディア芸術祭見てきた(その1 : Sensing Streams)

2/14にiOS勉強会に参加するため東京方面に行ったのですけども、せっかくなので寄り道して第18回文化庁メディア芸術祭の展示を見てきました。

会場は国立新美術館。いつ見てもぐんにゃりしている。

Sensing Streams

どの展示も良かったと思うけど、一番を選ぶとしたら入口に入って最初の部屋に展示されていた「Sensing Streams」という作品でしょうか。

Sensing Streams 坂本龍一 + 真鍋大度

最初に部屋に入って、15分以上ずっと見入ってしまった。

説明するのが難しいのだけど、大きなスクリーンがあってそこにはCGの映像が流れています。それから音が流れていて、これはちょっとノイズな感じ。実はこれは映像/音の両方とも、測定した電磁波の強さに応じてリアルタイムに変化するのだそう。

部屋の真ん中にオーディオのボリュームみたいな装置があって、それで周波数を切り替えたり、映像のパターンを変えたりする。「テレビ朝日が隣なので、その周波数帯は電磁波が強いです」と、スタッフのかたが説明していた。

元々は北海道の自然公園敷地内の明るい部屋で展示されていたそうなのだけど、今回みたいな都会の暗い部屋のほうが場所的には良いような気がします。没入感があるというか。

考えてみれば、こんな大きな絵(カンバスや壁にかくもの)を見る機会はあまりないかもしれない。渋谷駅にある岡本太郎の壁画くらい?

しかも、これは絵が動くし、音も出せるのだから、面白い時代ですよね。

☆☆☆

あえて、どういうのが展示されているか予備知識無しで見に行ったのですが、とても楽しめました。しかも無料ですし(無料だと知らなかったので、会場に入るときに「お金払わなくていいのかな」とドキドキしてしまった)。

その1と書いたので、つづく...かも知れない。