日本の居酒屋文化 / マイク・モラスキー
あいかわらず、お酒の本を読んでいる。
- 作者: マイク・モラスキー
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2014/04/18
- メディア: Kindle版
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著者のマイク・モラスキー氏は、日本在住の日本文化研究者、早稲田大学教授、らしい。
居酒屋を「日常」と「非日常」の間にある「第三の空間」と位置づけているのが面白かった。フランスのカフェや、スペインのバルなどと同様に、居酒屋は都市の交流の場として機能しているとのこと。
初心者向けにお店の選び方も載っている。提灯の色によって、予想される予算が違ってくる(赤色より白色の提灯の方が、高い場合が多い)とか。
日本各地の名店の紹介もあり、宮城県のお店も2つ載っていた。ひとつは壱弐参横丁のお店で、もうひとつは気仙沼のお店。行ってみたい。
☆☆☆
自分は頻繁に飲みに行くタイプではないし、いわゆる(この本に書かれているような)老舗の居酒屋に行く機会もそれほどない。なので、本を読むことで疑似体験をして、楽しんでいるのかもしれないなと思いました。